こんにちは!
この新しいブログに書きたい記事がたくさんあるのですが、ちょっとハプニングあったのでそちらから。
なんと、在住するリゾートホテル島が国指定の隔離島になってしまいました!驚
どういうこと?!
じゃあ、そのまま住めないの?
昨日の夕方くらいにニュースが飛び込んできて、本当にびっくりでした。
久しぶりに生活に大きな変化がありましたので、今回は私のモルディブ生活どうなるの?を書いていきます。
隔離島とは?
そもそも、「隔離島」と言われても、あんまりピンとこない方も多いでしょう。まず、隔離島についてご説明いたします。
モルディブは、幸運にも?小さな島が点在する国です。だから、このように感染者を完全に別の島へ移動させることが可能なのです。
多くの国では、感染者を離れた土地に隔離するなんて難しいですよね。こんな時に地理的に有利なモルディブです。
検疫島もある!
モルディブは隔離島に加えて、検疫島もあります。
この検疫島も隔離島と同じように、検疫対象の人を最初から別の島へ移動させる作戦。
実際、この検疫島のおかげで帰国者からの感染は防げていたのでは?と思います。(3月21日から、海外からの渡航者は全員検疫対象になっています。以下、リンクをご参照ください。)
例えば日本の場合だと、私がモルディブから帰国して検疫待機しなければいけなくても、自分で待機場所を確保、移動、料金も負担です。
モルディブの場合は、政府の負担で14日間検疫島で待機します。実際に検疫をしたモルディブ人友人曰く、3食+おやつのデリバリー、Wifiも無料提供だったそうです。
決して日本が悪いと言っているわけではなく、モルディブはこのようにして感染予防に取り組んでいるという事実です。
隔離島・検疫島はどこの島にある?
さて、隔離島・検疫島がどのような場所か分かりましたが、じゃあどんな島にあるのか?気になりますよね。まさか、無人島に新たにな施設を建てたわけがありません。笑
新たな措置によって(海外からの帰国者全員が検疫対象に)検疫対象者が増加したため、多くのリゾートホテル島が検疫島もしくは、隔離島に使用されることになりました。
まさか高級リゾートホテル島が隔離施設になっちゃたので、世界でも少しニュースになってたようです。でも、プライベートアイランドにある宿泊施設が多くあることで、このパンデミックにもなんとか対処できていたのではないでしょうか。(現在は、国内感染が増加し、それどころではなくなりましたが。。)
ちなみに使用されたリゾートホテル島は、すでに休業を開始していたところが優先的に選ばれたようです。しかし、どのように選別されたかなどの詳細は全く不明です。
(個人的な予想では、なるべく部屋数の多い島が選ばれているような気がします。あと、本社がローカルのところも多い印象。)
余談ですが、先ほど書いた検疫島で検疫待機をした友人曰く、結構きっちりとした検疫だったようです。
リゾートホテル島に滞在できるけど、部屋から出ることは禁止。喫煙者は部屋の前にあるテラスでの喫煙はOK。常に警察や軍がパトロールしていて、うかつに外へ出れるような状況ではなかったとのこと。14日間の検疫待機終了後は、検査を受けて陰性だった人だけ帰れたそうです。
在住島が隔離島になったら?
これまで、隔離島について少しご説明してきました。
では、実際に在住するリゾートホテル島が隔離島になっていまい、どういう生活になっているのか書いていきます。
島の一部だけ隔離用途に
実際、隔離施設として利用されているのは、島の半分かそれ以下らしいです。
私が在住するリゾートホテル島は、モルディブでは大きな島と捉えられるサイズです。なので、島の半分だけ使用されても、実際生活には支障がありません。
従業員ルールの変更
生活に支障はありませんが、従業員のルールは一部変更され、
「ゲストエリアへの立ち入りが禁止」
という、ルールが加わりました。
リゾートホテル営業中は、仕事以外ではゲストエリアへの立ち入りは禁止されています。しかし、現在は休業中なので従業員はどこのエリアでも立ち入ることができました。
私自身、毎朝島をぐるっと1周ウォーキングしていたので、それができなくなるのが悲しい。。
あと、サンセットも見に行けないですね。。
安全なの?
今のところ、安全だと思います。
実際に隔離されている患者さんたちは、お客様のお部屋に滞在しているため、スタッフエリアからは離れています。また、患者さんたちのお世話をする医療スタッフ、警察や軍のスタッフも同じく。
さらに、隔離施設に関わる人たち(患者さんやスタッフ)への食事は、ゲストエリアにあるキッチンで調理されるらしく、私たち従業員が利用する食堂のキッチンとは別とのこと。
私たち従業員がルールを守って、ゲストエリアへ行かなければ、大丈夫なのではないかな?と思っております。
しかし、正直不安な気持ちがないとは言い切れません。
ここに残っている従業員たちは約1ヶ月強の検疫期間を過ごし、さらに人の出入りもほとんどありませんでした。それが、今になって完全に外部の人たちが島に入ってきたので。
とにかく、これまでのように免疫力を高めて過ごしていこうと思います!
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