モルディブ・新型コロナウイルス情報、国内向けの規制緩和が開始

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2020年7月2日、規制緩和フェーズ3(3段回目)について追記しました。

2020年6月12日、規制緩和フェーズ2(2段回目)について追記しました。

こんにちは!

今日は、モルディブ国内向けの新型コロナウイルス関連の情報をお届けします。直接、観光客の方に関係する情報ではありません。

しかし、まずモルディブ国内での規制が緩和されない限り、観光業の再開も見込めないのも事実でございます。なので、もしモルディブ国内の動向が気になる、という読者様はぜひご覧くださいませ。

メイントピックは、4月15日から始まった首都マーレエリアの外出禁止令やそれに関わる措置。首都エリアの外出禁止令は、3回の期間延長を受け本日5月28日に解除予定でした。

(外出禁止令対象島は、首都マーレ島、フルマーレ島、ヴィリマーレ島の3島)

昨晩、モルディブ国民が待ちに待った、国内の規制緩和の発表が行われました。今回は、そのモルディブ国内の規制緩和の詳細をご紹介してまいります。

なぜ、首都エリアの外出禁止令の解除について、国民全体が注目するのか簡単にご説明したします。

モルディブは、公的機関や多くの会社が首都マーレ島に集中しております。しかし、外出禁止令が発令されたため、それらの施設や会社もほとんどが休業を強いられています。そのため、首都エリア在住ではない国民の生活にも影響が出ているのです。
(例えば、私が保持する結婚ビザも、首都マーレ島でしか更新ができません。)

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モルディブ国内の規制緩和

首都マーレ島

2020年6月30日に、規制緩和フェーズ3の詳細が発表されました。

2020年6月11日に、規制緩和フェーズ2の詳細が発表されました。

昨晩5月27日の21時過ぎ(モルディブ時間)から、保健省の記者会見が行われました。記者会見は全てディベヒ語で行われたため、英語で発表されたローカルニュースからの情報をご紹介いたします。

まず、重要なポイントは、国内の規制緩和は2週間単位で段階的に行われることです。もし、最初の2週間で状況が悪化しなければ、さらに次の2週間の規制緩和が開始されるそうです。

もしくは、状況が悪化してしまった場合は、また外出禁止令が再発令される可能性もあるとのこと。(昨日の発表では、まずこの直近4週間の規制緩和の予定だけが発表されました。)

首都エリアの外出

1世帯から最大3人(大人)まで、週2日2時間の外出が可能。しかし、警察からの許可は必要。

60歳以上の人は、毎日5〜8時に外出が可能。(許可が必要、1人付き添いができる。)

【追記分】

2020年7月1日から、許可無しで外出可能(5時から22時まで)。

密閉空間や公共の場では、マスク着用が必須。

そして、公共の場所での30人以上での集まりは禁止。

営業再開される店

魚市場、商店、スーパーマーケット、子供用品店、パン屋、本屋、薬局、ハードウェア。

自動車、建設、電気修理の店も営業再開できるが、制限付き。

【追記分】

2020年6月15日から、全ての店の営業が許可(9時〜21時まで)。配達サービスは、9時〜23時まで。

全ての店は、最大入店可能人数の表示、ソーシャルディスタンス目安の表示、ハンドサニタイザーの設置が必要。また、店内ではマスク着用が必須。

2020年7月1日から、スパやサロンの営業再開。

オンライン営業の店

携帯電話、電化製品、衣料品、スポーツ用品、化粧品、モルディブアイテムを販売する店は、オンラインでの営業が可能。

銀行

2020年7月1、2日は、9:30〜14:00で営業予定。

公的機関

最初の2週間は休業のまま。しかし、可能であれば少人数での再開の可能性もある。

【追記分】

月、火、水、木曜日の9時〜13時まで営業。しかし、緊急や必須の業務のみ。

一般への受付は休止のまま。

飲食店

レストランやカフェは、最初の2週間はテイクアウトとデリバリーのみ。

【追記分】

2020年7月1日から、営業再開(9:00〜22:00)。デリバリー営業は、9:00〜23:00。

最大許容人数の掲示が必須。また、利用客もマスク着用が必須。

交通機関

個人営業のタクシーや運搬業は営業再開ができる。

しかし、公共のフェリーやバスは休止のまま。

【追記分】

2020年7月1日から、Covid-19感染が確認されていない島同士の移動は、許可の必要無し。

また、Covid-19感染が確認されていない島から、マーレエリアへ行くことは可能。しかし、マーレエリアから他の島へ移動する場合は、14日間の自主検疫期間が必須。

医療機関

公共のインフルエンザクリニックで、外来診療を受けることができる。

個人クリニックは、オンライン診療のみ。

【追記分】

2020年6月15日から、限られた診療科は診察可能。新たな規制が発表予定。

モスク

2020年7月1日夕方から、マーレエリアのモスクも集団礼拝が可能に。

規制緩和対象外(7月1日時点)

  • Covidー19感染が確認された島、もしくは疑いのあった島の教育機関(12歳以下向け)
  • 子供向けのスポーツ教室やイベント
  • 集団での集会やパーティー
  • Covidー19感染が確認された島、もしくは疑いのあった島のゲストハウス営業再開

規制緩和フェーズ2の追加項目

以下に、規制緩和フェーズ2から緩和される項目をまとめています。

島間の移動

2020年6月15日から、Covid-19の陽性患者がいない島間の移動は許可無しで可能。

しかし、首都マーレエリアから他地区、また他地区から首都マーレエリアへの移動は禁止のまま。

公園やオープンスペース

2020年6月15日から、公園やオープンスペースの利用は可能。

国内空港

Covid-19の陽性患者がいない島への就航再開。

最初の2週間次第

マーレ空港お隣のフルマーレ島、海の見えるカフェにて

観光業の再開については、明言はありませんでした。まずは、国内の状況が改善しない限り、空港や宿泊施設も営業再開できないですもんね。

とりあえず、これから2週間の状況次第で、少しづつ規制緩和が始まるようです。予定通り、2週間ごとに状況が改善すれば、観光業の再開も近くでしょう!

また、新たな情報が発表され次第、このブログでご紹介していきます。

2020年7月15日に、観光客の受け入れが再開予定です!

モルディブから愛を込めて、

Hitomi

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