こんにちは!
今回は、モルディブ人との結婚を夢見る(?)、または予定のある読者さま向けの情報です。
愛する人との結婚が決まると、幸せいっぱいウキウキですよね^^
しかし、国際結婚だと婚約をした後、婚姻が成立するまでが長く険しい道のりになることがあります。。
そんな長く険しい道が少しでも穏やかに進めるよう、今回はモルディブ人と結婚するまでの手続きについて大解説をします。
モルディブ人と結婚するために必要な書類については、以下の記事をご参照ください!
今回ご紹介する情報は2014年時点のものとなり、少々古い情報となります。申し訳ありません。
しかし、「モルディブ人との結婚」となると、インターネット上では情報が少ないのです。
なので、少しでも情報収集のお役に立てるよう、古い情報もご紹介させていただきます。
モルディブ人と結婚する手続きの流れ
それでは、準備はよろしいですか?
国際結婚をした友人たちに話を聞くと、モルディブ人との結婚の手続きはそんなにややこしくない方です。
しかし、それでも、日本で日本人同士と結婚するよりも面倒な手続きになります。
2014年時点の情報で古い情報ではありますが、どのような手続きになるか想像してみてくださいね!
イスラム教へ改宗
モルディブ人と結婚をすると決まれば、あなたがイスラム教徒でない場合はイスラム教へ改宗をする必要があります。
イスラム教徒ではない人がイスラム教へ改宗するには、改宗テストを受けます。
そして、改宗テストに合格すると、晴れて改宗証明書をもらえるのです。(モルディブではこの流れです。)
改宗テストを受けられるのは、モルディブの首都マーレ島にあるイスラミックセンターです。
そして、改宗テストは1対1の口頭テストになります。
勉強をしていなければテストに不合格になることもあるので、なるべく早めに勉強をすることをお勧めします!
イスラム教徒であるパートナーに教えてもらいながら勉強すると、分かりやすいでしょう。
改宗テストに関しては、以下の記事で詳細をご紹介しています。
どんな勉強をするべきなど、こっそりお教えしますね。
私の場合は首都島から遠方に在住していたため、首都島へ行けるタイミングに合わせて勉強をしました。
もしテストに落ちたとしても何度も首都島へは行けなかったので、一発合格狙いです!
日本から必要書類を取得
そして、結婚に必要になる書類には、日本から取得すべきものがあります。
私の場合は結婚前に帰国をするタイミングがあったので、日本にいる間に書類を取得しました。
スリランカでイスラム式結婚式を開催
必要書類を全て取得したら、やっと結婚の手続きを進めていけます。
私たちの場合は、モルディブのお隣スリランカで結婚をしました。
その理由は単純で、
- 手続きがモルディブ国内より簡単
- (2014年当時は)最寄りの日本大使館がスリランカだった
2020年現在、モルディブにも日本大使館があるため、今後はスリランカで結婚する人は少ないかもしれませんね^^;
そして、イスラム教徒であるため、結婚式はイスラム式結婚式を行う必要があります。
日本で言う神前式のような感じでしょうか。
続いて、イスラム式結婚式を開くまでの流れをご紹介していきます。
イスラム式結婚式ができるイマームを見つける
2014年8月当時、スリランカでイスラム式結婚式を行うためには、モルディブ政府が認めるイマーム(キリスト教でいう神父さんのような人)に依頼する必要がありました。
在スリランカ・モルディブ大使館から公認イマームのリストをいただいて、その中からイマームを探しました。
イマームを選択した基準は、宿泊していた町のコロンボにいる、電話対応をちゃんとしてくれるということだけです。
数人に電話した結果、なんとか信頼できそうなイマームを見つけて結婚式を依頼。
イスラム式結婚式の段取り
イマームが決まれば、イマームと相談をして結婚式の日程などを決めていきます。
イマームには、以下のことを決めてくださいと言われました。
イスラム教については、改宗テストの前に少しは勉強はしました。
しかし、全てを学んだわけではないため、証人が男性しか認められないことには衝撃を受けた私です。。
イスラム式結婚式を開催
前述したことを決定して、やっと結婚式の開催に至ります。
6年も前のことなので、詳細の記憶は薄れていますが、、
とにかくイスラム教初心者の私にとって、衝撃ばかりの結婚式となりました。
リハーサルもないですし、どのように進んでいくかも謎のままスタートした結婚式。
ちんぷんかんぷんの私はただ座っていて、最後に署名をしただけでございます。
結婚して6年経った今では、イスラム教についてもっと学んだので、「そりゃ〜そうだよね」とやっと思えるようになりました。
しかし、自分の結婚式であんなに存在感薄れるとは、衝撃的すぎて面白かったです!笑
ちなみに、このイスラム式結婚式は約30分しかかかっていません。
この結婚式の出席者は、証人の友人2人、その友人の奥さんだけです。
両親や友人は、翌年に開催した結婚パーティーへ招待しました^^
日本大使館にて婚姻届を提出
衝撃のイスラム式結婚式を終えた私たちは、無事に夫婦となりました^^
しかし、国際結婚だとまだ手続きは終わりません。ほっとするのも束の間です。。
イスラム式結婚式をしただけでは、日本とモルディブの両国では夫婦として登録されません。
そのため、スリランカに滞在している間に、在スリランカ日本大使館で婚姻届を提出する必要があります。
2014年8月当時、日本大使館で婚姻届を提出するには、以下の書類を準備しました。
在スリランカ日本大使館には日本人だけが入室できる個室があり、そこで1人で婚姻届を記入。
まさか、ちょっと暗めの個室で婚姻届を1人で記入することになるとは夢にも思っていなかったので、自分の状況がかなりシュールだな〜と感じてました。笑
とりあえず、日本側へ必要な手続きはこれで終了です!
国際結婚だと、名前の変更は任意になります。
私は名前の変更はしていません!
名前変更希望の場合は、結婚して3ヶ月以内に手続きをする必要があるそうです。
モルディブの結婚証明書を取得
スリランカでイスラム式結婚式、そして日本大使館で婚姻届提出が終われば、モルディブへ帰国です。
モルディブでの手続きが終われば、やっとやっと結婚手続きの全てが完了!終わりが見えてきました。
まずは、モルディブで結婚したことを認めてもらうために、モルディブの結婚証明書を取得しなければいけません。
以下のような流れで、結婚証明書を取得しました。
家庭裁判所での申請〜面接〜結婚証明書取得が、場合によっては少し時間がかかるかもしれません。
ここは、モルディブ。気長に待ちましょう。
モルディブで結婚ビザを取得
そして、モルディブの結婚証明書が取得できれば、最後の手続きです!
最後は、私の結婚ビザ(Marriage Visa)取得です。
他国での国際結婚では、この結婚ビザを取得するのに数ヶ月かかるとのこと。
モルディブの場合、2014年の時は約2週間で取得できました!
当時の結婚ビザの申請は、全て夫がしてくれたのでよく詳細は知りません^^;
しかし、現在の結婚ビザ更新と新規申請にあまり違いはないようなので、更新の経験から結婚ビザ取得の流れを紹介します。
モルディブの結婚ビザの特徴は、以下のようなことがあります。
- 日本の免許証のようなカードをもらえる
- 有効期限は、パスポートの有効期限まで(2020年9月時点)
※ただし、このルールは変更が多いので注意! - 就労ビザなしで、どんな仕事にも就ける
- モルディブ政府の健康保険には加入不可
- 選挙権無し
- 永住権への切り替えなど無し(結婚ビザを更新し続けるのみ)
ということで、これで結婚に必要な手続きは全て完了です!
2人ともほっとすると共に、大きな達成感を感じた瞬間。お疲れ様でした〜
日本に在住する場合は、異なる手続きに
もし、モルディブ人と国際結婚したあと日本へ在住するご夫婦は、私たちの結婚の手続きとは異なる手続きが必要になるのでご注意ください。
例えば、モルディブ人が日本に在住するための配偶者ビザを取得する必要があります。
私たちは結婚してからはずっとモルディブに在住しているため、私の旦那さんは日本での在住ビザは取得していません。
毎年帰国する際には、短期滞在のビザを取得してから行っているのです。
今後、もし子供を授かった場合、在住地を変更する可能性もあるかな?と思っているので、また新たな手続きをした場合には、当ブログでご紹介します。
国際結婚は手続きが面倒だけど、辛抱強く!
日本人同士の結婚の手続きを見ると、あんなにシンプルな手続きなのか!と驚かされます。。
国際結婚は、今回ご紹介したよう手続きがとても面倒くさいです。
特にモルディブ人との結婚の場合、情報が少なくて悩むことも多いでしょう。
なので、ぜひ今回の記事が情報収集のお役に立てれば幸いです。
質問などがあれば、お気軽にご連絡くださいね^^
意外とモルディブ人と日本人の夫婦は多いので、お仲間はいっぱいいますよ。
面倒なことが多いですが、辛抱強く必要な手続きを踏んでいけば、きっと結婚の手続きを完了できるはず!
まさに、パートナーの方と最初の共同作業になります。
2人のチームワークで、最初の難関を乗り越えて夫婦になれますように。
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