こんにちは!
今回は、お待ちかねモルディブの移動手段シリーズの第4回目です。4回目は、国内線を利用した移動について大解説してまいります。
まだ移動手段シリーズの過去記事を読んでいない方は、ぜひ合わせてシリーズ記事をご覧くださいませ!モルディブ旅行のご出発前、もしくは計画中に読んでいただいてもお役に立つ情報満載です^^
前回ご紹介した「水上飛行機」とは、何が違うの?って思われる方もいらっしゃるかもしれません。
国内線も同じく飛行機で遠距離へ移動できる交通手段ではありますが、水上飛行機とはちょっと異なる特徴がございます。ぜひ、そんな違いに注目してご覧ください!
国内線の基本情報
まず、国内線の基本情報からご紹介していまいります。
実は、国内線はモルディブ人にとっても重要な移動手段なんです!
首都エリアから遠方に在住する人は、船と国内線どちらも利用しています。
運航会社
国内線を運航する会社は、全3社ございます。
基本的には、行き先によって利用する運航会社が異なります。(特定の空港では、複数の運航会社の便が飛行します。)
どの運航会社を利用することになるのかは、ご予約されたリゾートホテルやゲストハウスにお問い合わせください。
運航エリア
国内線の運航エリアは、基本的にマーレ国際空港から中距離〜遠距離です。
近年、国内線空港が続々とオープンしているので、就航地が増えております。
参考ウェブサイト:Maldivian Aero、Flyme、Manta Air
運航時間
国内線の運航時間は、早朝〜深夜です。
24時間運航ではないですが、水上飛行機よりも運航時間が長いので、夜の国際線でモルディブへ到着される方でも同日に利用できることがあります。(運航スケジュールによる。)
料金
国内線の料金は、もちろん距離によって変化します。
移動距離を考慮すると、水上飛行機よりも国内線は少しリーズナブルです!
参考例として、3つのリゾートホテルの交通費(国内線+スピードボート)をご覧ください!
(料金は、2020年7月8日時点のものです。予告なしに変更されることもございます。)
- ハイダウェイビーチリゾート(私の勤務先です^^)
料金(大人1人、往復):490米ドル
移動時間:国内線約50分、スピードボート約20分(ハニマドゥ空港利用) - デュシット タニ モルディブ
料金(大人1人、往復):299米ドル
移動時間:国内線約25分、スピードボート約10分(ダラヴァンドゥ空港利用) - カンディマ モルディブ
料金(大人1人、往復):350米ドル
移動時間:国内線約25分、スピードボート約15分(クダフヴァドゥ空港利用)
予約方法
水上飛行機と同様に、ご予約したリゾートホテルやゲストハウスが国内線を手配をいたします。
リゾートホテルやゲストハウスに国内線を手配してもらうためには、お客様はご利用になる国際線の便名を宿泊先にお伝えするだけで大丈夫です!
遅くともチェックイン日の1週間前までには、国際線の便名を連絡しましょう。(チェックイン日に近づくと、国内線への乗り継ぎ時間が長くなる可能性があります。)
※旅行会社のパッケージ旅行をご予約された場合、旅行会社がお客様に代わってホテルへ連絡とるのでご安心ください。
このように、リゾートホテルに英語でメールを書かないといけないけど、「英語でのやりとりは不安。」という読者様をサポートする、翻訳サービスを行っております!
お気軽にお問い合わせくださいませ。
予約された便はどうやってわかるの?
リゾートホテル宿泊の場合、モルディブにご到着されてから、どの国内線に乗るのか知ることができます。(出迎えたリゾートホテルの空港スタッフが、教えてくれます。)
国内線は、水上飛行機とは異なりある程度運航スケジュールが決まっています。
しかし、リゾートホテルご宿泊のお客様の予約は、国内線運航会社がどの便にするかを決定しています(ご利用になる国際線に合わせて)。リゾートホテルにはどの便にするか決定権はありません。
そのため、ご予約内容が本確定するのが、お客様が国内線をご利用になる前日になるのです。
チェックインについて
モルディブの国内線について、なんとなくイメージしていただけたでしょうか?
ここからは、国内線へのチェックインについてご説明いたします。特に、ローカル島滞在でゲストハウスをご利用になる方は、ぜひご確認くださいませ。
国内線ターミナルの場所
マーレ国内線空港は、国際線空港から徒歩2分ほどの場所にあります。
行き方は、マーレ国際空港の到着口を背にして、右手へ真っ直ぐ約2分歩くだけ!迷う道はありません。右手に赤い銀行「Bank of Maldives」が見えたら、その先が国内線空港の入り口です。
チェックイン時間
チェックインは、出発時間の2時間前に開始します。
チェックイン終了時間は、出発時間の1時間前なのでご注意ください。
預け荷物・手荷物
参考に、1番就航地が多いモルディヴィアンの預け荷物と手荷物についてご紹介します。
参考ウェブサイト:モルディヴィアン
手荷物は小さめに
国内線は機体が小さいので、座席上の荷物入れも小さいです。
そのため、機内持ち込みできる小さなスーツケースが入らないこともあります。なので、手荷物はハンドバッグなどにまとめておくのがおすすめです。
搭乗
搭乗口は1カ所しかありません。(チェックインカウンターがあるフロアと同フロア。)
搭乗券に記載してある搭乗時間を目安に、搭乗口へお越しください。
知っておくと良いこと
では、国内線を利用する上で、知っておいた方が良いことをご紹介します!
国内線を利用する前には、ぜひともご一読くださいませ。きっと、「知っておいて良かった〜」と思われるはず!
目的地の島はどこか再確認
国内線を利用する時にご確認していただきたいのは、最終目的地はどこかということです。
なぜなら、国際線は水上飛行機のように、ご宿泊するリゾートホテル島へ向かうことはできないからです!リゾートホテルへは、最寄り空港からさらにスピードボートで移動する必要があるのです。
(ローカル島滞在の場合も、滞在する島に国内線空港が無いときは同様です。)
飛行中の揺れ
国内線の機体は、日本で地方空港へ就航するようなプロペラ機(Dash8-200、Dash8-300)です。なので、雨天の時には揺れやすいこともあります。
乗り物酔いをする方は、酔い止めの薬を準備しておくと安心です!
遅延・キャンセル
国内線は、遅延をするものと思っていても良いほど、遅延が多いです。なので、「遅れるもんだ」という心構えでお待ちいだけると、リラックスできるかもしれません。
また、悪天候時には、他の移動手段と同様に遅延・キャンセルも発生します。特に、雨季の時期(5〜10月)は、悪天候による遅延などが多発するので、ご注意ください。
お知らせのない遅延
遅延が日常の国内線ですが、さらに厄介なのは、遅延のお知らせが少ないことです。
運航スケジュールが表示されるモニターがあるのですが、それに遅延、もしくは新たな搭乗時間などが更新されません。遅延も普通な、モルディブあるあるです。
直行便じゃないことも
国内線は、全てのルートが直行便ではありません。
確認方法は、チェックインカウンター上のモニター、もしくは搭乗口上のモニターをご覧ください。モニターにて、ご搭乗になる便名の下に2つの目的地が記載されている場合は、乗り継ぎ便です。
そして、航空会社のスタッフに先にどちらの目的地へ着陸するのか確認すると、お客様の目的地へ直行するのかそうでないのか分かるでしょう。
機内アナウンスでも、どこに着陸するのか、どの順序で着陸するのか説明があります。もし、聞き取れなければ、フライトアテンダントに聞いてみましょう。
カメラの準備
水上飛行機よりも少し飛行高度が高い国内線ですが、それでも晴天時の景色は絶景です!
座席は2列ー2列なので、お1人ではない限り、同行者の誰かは窓際に座れるでしょう。ぜひカメラのご準備をお忘れなく!
これで国内線での移動はバッチリ?
これで、モルディブの国内線移動はバッチリでしょうか?^^
このように、水上飛行機と少しだけ違う特徴があるので、ホテル選びの際にはそのようなことも考慮すると良いでしょう。
移動する時間帯、ご予算、移動時間などなど、優先したいことを考えると、ホテル候補が少しずつ絞られてくると思います!
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