【モルディブ国際結婚】モルディブ流の心温まるお祝い

この記事は約6分で読めます。

こんにちは!

今回は、私の結婚当初の思い出のお話をしようと思います。皆さん、結婚当初のこと覚えていらっしゃいますか?

私は、ついこの前のことのように覚えています(約6年前)。やっぱり、初めてのモルディブのローカル島生活、義理の家族との生活、色々と衝撃が多かったからでしょうね。

今日お話しするのはそんな衝撃的な思い出のひとつ、モルディブ流結婚のお祝いについてです。

モルディブ流のお祝いを(して)いただくまで、こんなお祝いの文化があることすら知りませんでした。なので、とてもとても嬉しい衝撃を受けたのです^^

日本のお祝いと似ているようで少し違うので、ぜひどんな風なのか予想してから読んでみてください。

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結婚祝いのプレゼント

ウェディングパーティーにて

前置きですが、私が初めてモルディブの義実家を訪れたのは、結婚した後です。
結婚する前は、モルディブでもリゾートホテル島での生活しか知りませんでした。なので、全く生活スタイルが異なるローカル島(生活の違いは、過去記事を参照ください。)で過ごすということは、当時は全く未知なことでした。

義理の家族と初対面

モルディブでの結婚手続きが無事終了し、さらに結婚ビザも取得。ついに、義実家へ初訪問です!

マーレ国内空港から国内線に乗り、約50分。さらに、スピードボートで約20分の旅。国内移動でも結構遠いですね。

余談ですが、、この日海が大荒れで、スピードボートが大揺れしたんです。「この状況、モルディブに初めて来た日に似ているじゃ無いか」と、緊張しながらも初々しい思い出に浸っておりました。

そして、無事に義実家へ到着。初めて会う義理の家族は、初対面なのにそれはそれは優しいお出迎えをしてくれました。

そして、みんなでお茶をいただいて一息ついたところで、お義母さんとお義姉さんから呼ばれたではないですか。

すると、突然プレゼントを頂いたのです!!(何を頂いたかは後ほどご紹介しますね。)

まさかお祝いをいただくなんて予想もしていなかったので、びっくり!しかし、当時ディベヒ語がほとんど分からないので、ちゃんとお礼も伝えられなかったような。

親戚ともご対面

義実家へ到着した同日の夜には、早速近しい親戚のメンバーも立ち寄ってくれました。

Hitomi

その時には、モルディブの親戚付き合いの広さを知る由もなく。今となれば、親戚メンバーを覚えるのが大変です。。

なんと、その訪れた親戚も皆さんも、私へプレゼント持ってきてくれたではないですか!わざわざ、お家まで足を運んでくれ、そしてお祝いを持ってきてくれるなんて。。

不安と緊張でいっぱいの初日でしたが、予想外のプレゼント達が緊張を解いてくれました^^

また、そんなたくさんのプレゼントいただき、これがモルディブ流の結婚へのお祝いなんだろうな〜と感じていました。(なぜか、そういうことは教えてくれない旦那さん。。)

ゴールドなプレゼント

プレゼントにいただいた、ゴールドのブレスレットと指輪

それでは、どんなプレゼントを頂いたかご紹介します!

まずは、ゴールドのアクセサリーです。まさか、そんな高価な物をいただけるとは。。お義母さんとお義姉さんから頂きました。

いただいたアクセサリーは以下の物です。

  • 指輪
  • ブレスレット
  • ネックレス

後々気づいたのですが、多くのモルディ人女性はゴールドのアクセサリーを身につけるようです。理由は分かりませんが、シルバーはあまり付けないようです。(拘らない若者はいるようですが。)
ローカル島で見かける女性は、大体ゴールドの指輪やブレスレットを数個ずつ付けています。

現金

義理の家族からも親戚からも、プレゼント一緒に封筒をいただきました。封筒の中身は、なんと現金!日本でいうお祝儀ですね。

金額はもちろん人それぞれ異なりましたが、大体1万円前後だったような記憶です。

Hitomi

興味深かったのが、必ずお祝いの品は私に渡されること。誰も旦那さんには渡しませんでした。

生活用品

生活用品(シャンプーやローションなど)を複数包んだ、プレゼントもいただきました。

全アイテムを箱に入れ、さらに派手なラッピングペーパーで包んでくれて、開けるのが楽しみなプレゼントでした^^

衣類

洋服や洋服を作る布も贈ってくれた親戚もいました。

ローカル島では仕立て屋さんに洋服を作ってもらう人が多いため、布を贈っていただけたと思います。

Hitomi

ここだけのお話ですが、その頂いた布は義理の家族が仕立て屋へ出してくれました。当時、ディベヒ語はほとんど分からなかったので、デザインをどうするか聞かれてもよく答えられず。適当なデザインを頼んでくれたのでしょう。
いつの間にか洋服に変身して返ってきたのですが、結局サイズが小さくて着れなかったという。。笑

イスラム系のプレゼント

イスラム教徒であるモルディブ人らしいプレゼントもいただきました!

頭に巻くスカーフとお祈り用のカーペットです。

お茶へのご招待

義実家でのお茶の時間

モルディブ流の結婚お祝いのプレゼント、予想は当たっていましたか?私はいただけることすら予想してなかったので、とにかく驚きでいっぱいでした。

さて、モルディブ流のお祝いはまだ終わりません。プレゼントやお祝い金だけではありませんでした。

なんと、お茶へのご招待もしていただけるのです。

親戚や友人から、「お家でお茶をしましょう」とご招待していただけます。中には、夕食をご馳走してくれる親戚もいました。時々、親戚もたくさん集まっての夕食会になったことも!

結婚して数年たち分かったのですが、このお茶には普段会わないような親戚も招待してくれていました。本当に多くの人に、お祝いしていただけたんだな〜と感慨深いです。

なんと、私、最初はこのお茶へのご招待がお祝いだとは気づいていなかったのです!

繰り返しになりますが、当時ディベヒ語が理解できなかったので、お義姉さんが話してくれることもほとんど分かりません。しかし、連日、色んなお宅へ連れて行かれ、お茶や夕食をいただきながら、段々と気づいたわけです。(しっかりしてくれ〜!)

そして、このお茶へお伺いした時に、プレゼントやお祝い金をいただきました。

こうやって書いていると、お義姉さんや姪っ子とのお茶のはしごが懐かしいです!何軒お邪魔したか覚えていないほど、たくさんのお家へご招待していただきました。

Hitomi

今となると、本当に近しい親戚のお家にしかお茶やお食事には行かなくなりましたね。それでも、毎回「おいでね!」と誘っていただけて嬉しい!

モルディブで結婚式は、、

ちなみに、私たちはモルディブでは結婚式をあげていません。

モルディブの結婚式は日本の式とはかなり違うので、またの機会に書きますね。でも、通常その結婚式へプレゼントを持参することが多いようです。

私たちの場合は式をあげていないので、プレゼントを持参していただいたり、お茶の時にいただいたようです。

モルディブの優しい家族

モルディブ流結婚のお祝いいかがでしたか?プレゼントに加え、お茶へのご招待があるのです。

新たに親戚となる人たちのお家へお邪魔できる機会は、特に外国人である私には貴重な体験でした。モルディブの様々なお家を見るのも刺激的でしたし、皆さんの優しさ溢れるおもてなしにも驚きました。

今でも親戚皆さんは覚えきれていませんが(笑)、あのお茶のはしごを経験したからこそ顔見知りになることができましたからね!

今度は、可愛い義理の姪っ子や甥っ子が結婚した際には、私がお祝いする番です。やっぱり家族だからゴールドをあげた方がいいのかな?なんて叔母さんは、今から楽しみです^^

ちなみに、モルディブにはこのようなお祝いにお返しの文化はないようです。私たちは、何もお返ししていません!

モルディブから愛を込めて、

Hitomi

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南国モルディブに暮らす

コメント

  1. ひとか より:

    お久しぶりです!
    リゾートでみるスタッフは、ナチュラルな服装なのでゴールドのアクセサリーのイメージなかったのですが、なるほど、小麦色に似合いそうですね! 素敵なお祝いの習慣ですね。お茶会もモルディブらしい感じがします。食事はシンプルでヘルシーなイメージですが、お茶と食べるお菓子が甘くて、揚げ物だったりですよね(笑)
    あ〜〜、リゾートのアフタヌーンに、サービスで食べた、モル菓子が食べたいです!

    モルディブに行けないと思ったら、無性に行きたくなります! 2年後位には、普通に行ける日がくるのでしょうか?
    旅行スタイルの違いから欧米人の島 チャイニーズの島 日本人の島とかに分類されてそうな気がします、、とか思ってしまいます。

    • Hitomi より:

      ひとかさん、
      お久しぶりです。いつもありがとうございます!
      私自身、リゾートではモルディブ人女性の同僚があまりいなかったので気づきませんでした。でも、ローカル島へ行くとほとんどの女性がゴールドアクセサリーを身につけていたので驚きました。
      そして、モルディブのお菓子は全くヘルシーじゃないですね。笑 お菓子も高カロリーで、一緒に出される紅茶も激甘でございます。

      在住者としては早くお客様が戻ってくることに越したことはないのですが、なんとも予想がしがたいのが本音ですね。国境がオープンしても、そもそもお客様は来るのか?どんな国籍の方が多くなるのか?働く側もどうなるのかな?と色々な予想をしてしまいます。とにかく、安全に旅ができるような世の中に戻って欲しいですね!

    • Yumi より:

      はじめまして。
      Hitomiさんのブログとインスタは以前より拝見させて頂いています。
      いつも色々な情報ありがとうございます。

      日本の関東は今日から梅雨に突入です。
      本当だったら今日は6回目のモルディブで、今頃はアリ環礁のヴァカルファリに向かっていたところかもなのです😢
      行けなかったけれど、今週のモルディブのお天気が気になったり😅
      来年の2月中旬に再予約しましたが、はたして行くことが出来るのかな?
      コロナの収束を願うばかりです。

      1か月ほど前にHitomi さんのインスタを夫に教えてたら、毎日見てる様子、コメントまで入れていました😄

      今後のブログ、インスタも楽しみにしています!

      Yumi

      • Hitomi より:

        Yumiさん、
        初めまして、そしてコメントありがとうございます!
        いつも応援していただいていたとは、本当に嬉しいです。ありがとうございます!
        さらに、旦那さまもコメントくださったのですね!ご夫婦で応援していただけるとは、感謝でいっぱいです。

        今日からモルディブのご予定だったのですね!それは残念で仕方がないです。。泣
        アリ環礁は私もとっても行きたい場所のひとつです。きっと、来年2月にはリベンジできると信じております^^
        私も、安全な観光再開を心待ちにしている1人です。来月から再開予定ですが、いまいち詳細情報も発表されず、働く方もどうなるのか?という感じですが。笑

        今はバーチャルなモルディブしか見られませんが、ぜひお暇な時にはブログやインスタからモルディブの風を感じてくださいね^^
        これからも宜しくお願いいたします。

  2. 青沼恵美子 より:

    素敵な一族って言う感じが伝わって来ました😊
    お返し要らない習慣は、日本にも浸透して欲しいです。
    また、お話しを楽しみにしています🙏

    • Hitomi より:

      青沼さん、こんにちは!
      本当に優しい家族に加わることができて幸せ者です^^
      そして、私も同感で、日本のお返し文化は大変ですよね。。プレゼントならあげるだけで終わり!がいいです。笑