こんにちは!
モルディブで5月といえば、季節の変わり目です。いつも以上に、お天気が気になる時期でございます。
モルディブのタイムリーな話題として、今日はモルディブの季節について大解説していきます!天候についてはもちろん、雨季のモルディブ旅行について知っていただきたいこともお話していきます。
モルディブ旅行を計画している方には、計画中に一度読んでいただきたい情報でございます!
モルディブ、2つの季節
まずは、モルディブにどんな季節があるのかご説明いたします。
常夏なのに季節があるの?
日本みたいに四季があるのかな?
モルディブには残念ながら四季はないのですが、2つの季節がございます。
- 乾季(ドライシーズン)
- 雨季(レイニーシーズン)
日本のように四季を楽しむことはできませんが、たった2つの季節でも変わり目にはちょっとそわそわしてしまいます。
では、それぞれの季節がどんなお天気なのかご説明していきます。
モルディブの乾季とは
モルディブのベストシーズンと言えば、乾季です!きっと、多くのモルディブファンの方はご存知ですね。
そんな乾季について、どんな気候なのか簡単にご説明いたします。
特徴を読んでいただくとお分かりと思いますが、やっぱりお天気に不安が少ないのは乾季ですね。ただ、100%晴れるというわけでもありませんので難しいところです。
モルディブの雨季とは
では、反対に雨季はどのような天候でしょうか?
雨季の間は、ずーっと雨が降り続けるの?
実はそういうわけでもありません。雨季でも、モルディブの観光業は絶賛営業中ですからね!(2020年5月現在は、新型コロナウイルスの影響で観光客の入国は受け付けておりません。)
実は、雨季と言っても、ずーっと雨が降っているわけではありません。「とにかく不安定なお天気になる」という表現が近いです。晴れたり、雨が降ったり、曇ったり。。
2〜3日雨がほぼ降り続けたりもしますし、反対に晴れ続けることもよくあります。
雨季で何が一番困るかというと、とにかくお天気が不安定で、天気予報も当たらない、予測も難しいということです。数時間後の天気を予測することすら難しくなります。
不安が多い「雨季」のモルディブ旅行、メリットとデメリットは?
簡単にモルディブの乾季と雨季をご説明しましたが、特徴だけを読むとやっぱり乾季に行きたいですよね。
でも、困ったことに、日本の大型連休は雨季の期間に多くあるのですよね^^;(ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークなど。)そして、日本人だけじゃなく、各国のお客様も雨季にも多くいらっしゃいます。
ということで、実のところ雨季のモルディブ旅行はどうなのか?一緒に検討してみましょう。メリットとデメリットを挙げていくので、ぜひ読者の皆様も比較してみてください。
モルディブ在住者として、季節の違いは身を以て感じておりますので、少しばかりは参考になる情報をご提供できるかと思います。
雨季のモルディブ旅行・メリット
実際、雨季でも多くのお客様がモルディブへお越しになります。私が勤務するリゾートホテルも、そこまで稼働率はガクッと下がりません。
雨季を狙って来るお客様もいらっしゃるので、雨季なりのメリットがあります!以下、ご覧ください。
宿泊料金が下がることを狙って来るお客様は、実は結構多いのです。上記しましたが、ずーっと雨が降っているわけでもないので。
雨季だからこそ、長期滞在ができる!と。そのような長期滞在のお客様は「少しでも晴れの日数が多いといいね」というスタンスの方が多い印象です。
もしくは、乾季だと手が届かないハイクラスのリゾートホテルも、雨季の料金だったら予算内だということもあるでしょう。
また、特定のスポーツ(サーフィンやウィンドスポーツ)を楽しみにモルディブへお越しになる方には、雨季の方がコンディションが良いことがありますよ!
本業ウォータースポーツスタッフとしてコメントしますと、
カイトサーフィンやウィンドサーフィンを満喫したい!という経験者のお客様へは、雨季は良い風が多いです!(初心者の方には難しいです。)
雨季のモルディブ旅行・デメリット
では、続いてデメリットを見ていきましょう。
決して、雨季をお勧めしないというわけではありません。しかし、やはりデメリットを知った上でご旅行を計画していただきたいと思いご紹介しています。
こんな風にデメリットばかり書きたくないのですが、実際に毎年起こることなので正直に書かさせていただきます。
ダイビングにおいても、雨季は強風の影響を受け、透明度が落ちることが多いそうです。
ダイビングのアドバイスは、モルディブ在住インストラクターユキさんから頂戴いたしました。
そして、この雨季のデメリットたちは、ちょっとややこしい問題を起こすことがあるので詳細をご説明いたします。
アクティビティのキャンセル
雨季は、悪天候の日が多くなります。雨天、荒れた海、強風など。
特に屋外や海でのアクティビティが多いモルディブでは、そのような悪天候時にはキャンセルせざるを得ないことが増えるのです。
例えば、滞在4日間ずっと悪天候が続くこともあり得ます。そうすると、希望していたアクティビティに一切参加できないことも。
絶対にキャンセルされるわけではありません!でも、キャンセルされることもあるので、アクティビティができなった時の代替案も計画していると良いでしょう。
交通機関の揺れ
もちろん、交通機関にも悪天候が影響していきます。
船であれば、海が荒れているだけで揺れます。飛行機であれば、風が強いだけでも揺れます。。
在住者の私でも、正直申しますと雨季のモルディブ国内移動は不安になります。雨が降っていなくても、風が強ければ海も荒れますので。揺れずに船や飛行機に乗れれば、ラッキーだなというスタンスでおります。
乗り物酔いをする方は、必ず酔い止めの薬を持参しましょう!
交通機関の乱れ
これが雨季のモルディブ旅行では、一番の懸念事項です!
雨季の間には、何度か大きな台風のような嵐がやって来ることがあります。その時には、あまりの悪天候により交通機関が遅延・キャンセルが多々発生します。(嵐でなくても、悪天候による遅延は頻繁に発生します!)
交通機関の乱れなんて、どこでもあるし普通でしょ?
モルディブでの交通機関の乱れは、ちょっとややこしい問題を引き起こします。なぜかというと、陸続きの移動ではなく、島と島の移動が多いからです。
ご想像が難しいかもしれないので、実際に私が経験した交通機関の乱れをご紹介します。
- 13:00マーレ国内空港、国内線チェックイン
北部ハニマドゥ空港行きへチェックイン。
- 15:00ハニマドゥ空港へ出発
国内線でマーレからハニマドゥへ出発。
- 16:00ハニマドゥ空港到着
ハニマドゥ空港到着後、スピードボートへ乗り換えて在住リゾートホテル島へ。
- 16:45在住リゾートホテル到着
- 13:00マーレ国内空港、国内線チェックイン
北部ハニマドゥ空港行きへチェックイン。(北部が悪天候で、朝便から遅延しているとこのこと。)
- 15:00国内線の出発の様子なし
北部行きは、朝便から全て遅延したまま。何時に出発できるか不明。
- 18:30マーレ空港で夕食
いまだ出発時間不明のため、腹ごしらえに。
- 20:30新しい出発時刻の知らせ
21:30に出発するとの連絡。
- 22:10ハニマドゥ空港へ出発
遂にマーレからハニマドゥ空港へ。
- 22:55ハニマドゥ空港到着
夜も海が荒れていたため、在住リゾートホテル島へ帰らずハニマドゥ島に宿泊。
- 翌日ハニマドゥ島からリゾートホテル島へ
スピードボートでリゾートホテル島に帰宅。
同日、私の在住するリゾートホテルへ宿泊予定だったお客様は、夕方くらいの時点でマーレ空港周辺で宿泊する手配+翌日の国内線へ振替がされました。
反対に、リゾートホテルからご出発予定だった方々は、夜便出発の方以外は延泊になったようです。
これがモルディブ生活の中で、最大の遅延経験でした。雨季の怖さを知る私でも、やはり実際に空港で足止めとなると辛かったです。
とにかく、ここで何が一番お伝えしたいかというと、旅行日数やリゾートホテルの滞在日数に影響が出るかもしれないということです。
やっぱり、雨季のモルディブではこれが一番怖いですね。
モルディブ旅行はリラックスして
モルディブの季節がどのようなものか、少しご想像していただけたでしょうか?
もし、それほど分からなくても、私がお伝えしたいのは、どの時期でもモルディブを楽しんでいただくことが一番大事なのです!
やっぱり、モルディブ旅行には乾季をお勧めしますが、雨季でもいいのです。実際、私の両親は雨季にしか連休が取れないので、乾季には来たことがありません。(雨季でも、お勧めな時期があるので別記事でご紹介しますね!)
「少しでも晴れてくれればいいな」とリラックスしてお越しくださいませ。
実際に、雨が続くと、イライラするお客様が多くなります。でも、せっかくモルディブに滞在しているのに、イライラして過ごすのはもったいない!
雨であろうと、モルディブでの時間がリラックスしたものになってくれればいいな、と願っております。
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