モルディブ人は礼儀正しいのか?

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こんにちは!

モルディブ旅行中に出会うモルディブ人は、基本的に礼儀正しい人が多いかと思います。なので、なぜタイトルに「意外?!」ってついてるんだろうと思われるかもしれません。

でも、観光客としてではなく、同僚として一緒に働くと、私は彼らに(正直にいうと)「礼儀正しい」という印象を受けませんでした^^;やっぱり、仕事でのお客様相手ではないと態度が少し違いますからね。

Hitomi

ありがとう、ごめん
も言えないのか!!

とむかつくことが、モルディブに住み始めた当初はたくさんありました。

しかし、なんと!そんなモルディブ人も、家族からは家庭内でしっかりと礼儀やマナーを教わっていたのです!リゾートホテルで同僚として働いている時には、知ることのできない一面でした。(垣間見ることもありませんでした。笑)

今回は、そんな礼儀がなさそうなモルディブ人が、実は礼儀正しいということや、どんなマナーを教わっているのかご紹介していきます。

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モルディブ人の礼儀とマナー

義理の家族たち

すでに述べたように、残念ながらリゾートホテルで働いている時には、モルディブ人の礼儀正しさに気づくことができませんでした。

だって、リゾートホテルの中では、よっぽど上のポジションの人相手ではない限り、みんなほとんど無礼講な感じなのです。例えば、40代のベテラン従業員と20代の新米従業員も、友達のようにふざけながら働いています。

普段の生活が笑いで溢れているので、働きながらもふざけ合うのが普通なモルディブ。働き始めた当初は、「年上の人」と同年代の友達と同様にふざけあえる彼らが不思議でたまりませんでした^^;

その後、予想外にモルディブ人が礼儀正しいことを知ることができたのは、結婚した後です。義理の家族との同居生活の中で、しっかりと見ることができました。(リゾートホテル島との生活の違いが大きいことと同じくらい、これにも驚きました!)

では、実際に一般家庭ではどんな礼儀やマナーが教えられているのかご紹介していきます。モルディブ人を見直しちゃうかも!

私の義実家や親戚のお家で経験したことを基に書いております。もしかしたら、全ての家庭には当てはまらないかもしれません。ご理解くださいませ。

「ありがとう」「ごめん」を言う

さっき、モルディブ人は言わないって言ってたよね?って思われてる皆様。そう、嘘を書いたわけではなく、あまりモルディブ人って「ありがとう」「ごめん」を言いません。

しかし、家庭ではしっかり教えられているのです。言わなければいけないタイミングで言わない子供には、しっかり「言いなさい」と教えている場面を、何度も見ました。

私もびっくりしましたよ。ちゃんと、教えもらってるじゃないか!と。どの段階で言うことを忘れてしまっているのでしょうか。。

なので、義理の甥っ子(同居当時は4歳くらい)には、しっかり教えていた私です。大人になって言うことを忘れないでと願いながら。笑

モルディブの面白い事実をご紹介。
ディベヒ語でありがとうを意味する「シュクリヤー」を言ってくれる、外国人のお客様がたくさんいらっしゃいます。しかし、モルディブ人自身はほとんど使わない言葉なのです。笑 私も住んでいて、ほとんどモルディブ人から聞いたことがありません。

家族や親戚の呼称

これは、モルディブ人のマナーでも特に厳しく教えられているな、という印象があることです。日本でも「お姉さん」「叔父さん」など、家族や親戚の呼び名があるのと同様です。

そして、親戚付き合いがとても広いモルディブ。親戚にそれぞれ呼び名(大叔母、大叔父、はとこなど)があるようで、その呼称で呼ばないと、ピシャリと親から怒られています。

例えば、義理の甥っ子がふざけて私のことを「Hitomi」と呼んだら、すかさずお母さんから怒られていました。「お姉さんと呼びなさい!」と。

リゾートホテルではあんなに無礼講なのに、親戚付き合いになるとしっかり目上の人を敬っているじゃないかと、驚きでいっぱい。

モルディブの親戚の呼称が、めちゃくちゃ面白いのです^^
何が面白いって音が可愛いんです。
「ティッティ」「トゥットゥ」「ティッティべ」「ティッタッマ」などなど。

親戚付き合いが広く呼称の種類が多すぎて、私はどの呼称が誰を指すのかあんまり理解しておりません。でも、みんなが親戚の話をしていて、このような可愛い音の呼称が飛び交う時は、1人でこっそり笑ってしまいます。

「いただきます」を言う

これは、毎日小さな子供には教えているマナーです。食べる前、飲む前には、必ず言うように教えられます。

日本語でいう「いただきます」とは少し違い、イスラム教の教えにある何事も始める前に言う言葉を言っています(アラビア語)。(ちなみに、「ごちそうさま」は言葉があるようですが、言わないようです。)

特に小さな子供は言い忘れがちなので、1日に何度も何度も注意をされていました。そうやって、言う習慣を身に付けさせているんですね。

目上の人の荷物を持つ

モルディブ人はあまりレディーファーストではない人が多い(と思う)ので、荷物を持ってもらうことはあまりしてもらわなかった記憶です。

しかし、義実家へ行くと、姪っ子がよく荷物を持ってくれます。というか、お義姉さんが姪っ子に「持ちなさい」と言っているようです。

そんな年下の子に持ってもらう方が申し訳ないので断るのですが、「持つから持つから!」と強要されると断りづらい。。ということで、よく持ってもらうことがあります^^;

笑いあふれる無礼講な職場

笑いが絶えない職場です

本当にリゾートホテル島で働いていると、今回ご紹介したような礼儀が見られません。笑 みんな、あんなにご家族に教えられているのにどこで忘れちゃったの!と突っ込みたくなりますね。

これも、リゾートホテル島とローカル島の生活の違いかもしれませんね。開放的なリゾートホテル島生活!^^

実を言うと、無礼講な感じで働く職場はすごく楽しくて、「モルディブで働くのは楽しい!」と思った理由のひとつはこれです。自分のお父さんのような年上の人とも、ふざけあえるという。日本では、あまり無い環境ではないでしょうか。

そして、今は義理の親戚が多いリゾートホテル島にいるので、開放的でありつつも、親戚として接してくれるモルディブ人は優しいな〜と改めて感じております。

モルディブから愛を込めて、

Hitomi

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