こんにちは!
今回は、モルディブ人との国際結婚情報をお届けします!
モルディブ人との結婚を夢見る皆さまは、必見記事ですよ^^
国際結婚は、結婚するまでの道のりが山あり谷あり。。
どんな手続きが必要?どの書類を準備しないといけないの?などなど、最初はどこから手をつけていいか分かりません。
前回は、モルディブ人と結婚するまでの手続きについてご紹介しております。
これで、結婚までの流れはなんとな〜くお分かりいただけると思います。
しかし、この結婚の手続きに進むために必要なのが「書類の準備」でございます。
正直に申しますと、結婚の手続きプロセスで、1番悩まされたのがこの書類の準備です。
未来のモルディブ人の奥様・旦那様には私のように悩んで欲しくないので、今回はモルディブ人との結婚に必要な書類について大解説いたします。
※今回ご紹介するのは、日本人が取得しなければいけない書類のみです。
結婚の手続きと同様に、2014年の情報となります。ご了承くださいませ。
モルディブ人との結婚に必要な書類
まず、モルディブ人と結婚するために必要な書類のリストをご紹介します。
前述しているよう、今回ご紹介するのは「日本人」が取得しなければいけない書類です。
それぞれの書類についての詳細は、この後で解説してまいります。
意外と必要書類の数は少ないですね!
ちなみに、私はたまたま結婚する前に帰国するタイミングがあったため、これらの書類は全て日本で取得しました。
結婚要件具備証明書
結婚要件具備証明書、、聞いたこともない書類ですね。
いわゆる、独身証明書とも呼ばれる証明書のことです。
婚姻要件具備証明書とは,その者の本国の法律が定める婚姻の成立要件を充足していることを証明するもので,各国の公的機関で発行されます。
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/table/QandA/all/104.html
結婚要件具備証明書の取得場所
結婚要件具備証明書が取得できるのは、法務局または地方法務局です。
私は、地方法務局にて取得しました。
そして、申請してから約1時間で証明書が発行されたので、長時間待たなくて安心しました。(田舎の法務局だったからか?)
父親からの結婚承認の手紙
父親から「結婚を承認している」という手紙が必要になります。
手紙の書き方などには指定はないものの、以下のような内容を書く必要があります。
私の父親は英語が得意ではないため、私の旦那さんが手紙を作成し、父親に署名だけしてもらいました^^;
ちゃんと、父親からの許しはもらっているのでご安心を。
戸籍謄本
戸籍謄本は、3ヶ月以内のものが必要です。
そして、1通ではなく、3〜4通取得するのをお勧めします!
私の場合、以下の場面で戸籍謄本を提出しました。
- 日本大使館で婚姻届提出時(2通必要)
- 日本大使館で婚姻届提出時に本籍を変更(1通必要)
ちなみに、モルディブで必要な手続きでは、英訳した書類を提出したので戸籍謄本原本は必要ありませんでした。
戸籍謄本の取得場所
戸籍謄本は、市役所、市のサービスセンターなどで取得できます。
最近は、マイナンバーがあればコンビニでも取得できるらしいですね!便利だ。
パスポートのコピー
パスポートの顔写真があるページのコピーを取ってください。
コピーは何部取ったか覚えていませんが、これも数部あると安心でしょう。
必要書類の準備について
ここまでで、どの書類が必要で、どこでそれらの書類が取得できるのかをご紹介しました。
じゃあ、これで一安心。。と言うわけにはいかないのが国際結婚。
もう少しだけ頑張りましょう!
必要な書類を揃えた後には、結婚の手続きで使用できるようにいくつかの準備をする必要があります。
以下でご紹介する準備を整えれば、結婚の手続きへと進むことができます。
書類の英訳
国際結婚の手続きに使用する書類のため、日本語のままでは使用できません。
面倒なのですが、書類を翻訳する必要があります。
パスポートのコピー以外、全ての書類を翻訳してください。
しかし、モルディブ人との結婚であれば、翻訳はスムーズにできるはず!以下の翻訳ポイントをご覧ください。
公証役場で私文書を認証してもらう
ここからが、ちょっとややこしい準備になります。
必要書類にある「父親からの結婚承認の手紙」と「私が英訳した書類」は、私文書です。役所からもらった書類ではありませんね。
それら私文書を海外の結婚手続きで使用するためには、「私(と父)が作成したもので、私(と父)が署名をした文書である」と言うことを公的に認めてもらう必要があります。
そのためには、公証役場にて私文書を認証してもらわなければいけません。
認証とは、文書の作成者の署名又は記名押印のある私文書(私署証書)について、この文書になされた署名又は押印が文書の作成名義人によって行われたことを、公証人が証明する制度です。
公証人の認証によって、文書の署名又は押印の真正が証明され、それを通じて文書が作成名義人の意思に基づいて作成されたことが推定されます。
特に、印鑑制度のない外国に提出する文書については、公証人による認証がよく利用されています。
http://www.k-kosho.jp/index01d.html
私の場合、実家の近くにある公証役場へ行きました。意外と、公証役場は至るところにあります。
また、認証をしてもらうのは有料になるため、あらかじめ料金がいくらになるか確認してください。
公証人押印証明をもらう
公証役場で認証をしてもらうとか、ちょっとややこしいことを済ませて一安心。ではありません!
海外の結婚手続きで私文書を使用する場合は、公証役場の認証だけでは信用度が足りないそうです。
そのため、公証役場での認証が公的なものであると、さらに法務局長に認めてもらう必要があります。
公証人押印証明とは,外国の官公署等に提出するために,公証役場で認証を受けた書類(私署証書)等に対して,公証人の所属する(地方)法務局長が,認証の付与が在職中の公証人によりその権限に基づいてされたものであり,かつ,その押印は真実のものである旨の証明を付与するものです。
東京法務局では,東京都内の公証役場で認証を受けた書類等に対して,東京法務局長の証明を付与します。
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/koushounin_shoumei.html
この公証人押印証明は、地方法務局ではできません。
各県にあるのでしょうか?メインの法務局に行く必要があります。(福岡の場合は、福岡市にある福岡法務局です。)
ちなみに、公証人押印証明は無料でできました。
また所要時間は、約30分。(法務局で申請書を記入し、証明してもらえるまで。)
外務省の案内によると、東京都、神奈川県、大阪府では、2020年9月時点で「ワンストップサービス」なるものがあるようです。
多分、これなら公証人押印証明が必要なさそうです?ぜひ、公証役場に確認してみてください。
公印確認と領事認証はしてません
海外で結婚などの手続きを行う時、日本で発行された公的書類を外務省から証明してもらい、さらに日本にある大使館・領事館から認証をしてもらう必要がある場合があるようです。
公印確認,アポスティーユは,どちらも日本の官公署,自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。外国での各種手続き(婚姻・離婚・出生,査証取得,会社設立,不動産購入など)のために日本の公文書を提出する必要が生じ,その提出先機関から,外務省の証明を取得するよう求められた場合,また日本にある提出先国の大使館・(総)領事館の領事による認証(=領事認証)取得に際して要求された場合に必要になります。よって,外国の提出機関あるいは駐日大使館・(総)領事館が求めている場合のみ申請をして頂くことになります。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000548.html
モルディブはハーグ条約日加盟国のため、アポスティーユをすることはできません。
詳細は、上記引用先である外務省のホームページをご参照ください。
ずばり、私はこの公印確認と領事認証はしておりません。
当時、この公印確認と領事認証をすべきかどうかで1番悩んだのです。しかし、以下のような理由でしませんでした。
ここで登場した日本人女性の方には、とても助けられました。ありがとうございました!
公印確認をすべきかどうかで頭を抱えていた時、この女性が書くモルディブ人と結婚したというブログを発見したのです。
ダメ元で連絡をしてみると、なんと快い返信を頂けました!私には、貴重な救いの手。
彼女によると、
面倒くさがりな私は、この情報を教えてもらったことで、在日モルディブ大使館に問い合わせすらしていません^^;
結局、領事認証ができないんだったら、わざわざ外務省で公印確認してもらう必要ないな!と私も同感。
(福岡在住だし、絶対する必要があるかも分からない手続きをしに東京まで行くのも嫌でした。)
そのため、いちかバチかで公印確認と領事認証をしていない書類で結婚の手続きを進めたのです。
結婚証明書がもらえるまで、正直ドキドキしてましたが。。
しかし、私の経験があるからと言って、必ず結婚の手続きができるかは保証できません。
なので、私のように面倒くさがらず、在日モルディブ大使館へ問い合わせるのが確実です!
時間に余裕を持って、書類準備を!
これで、モルディブ人との結婚に向けて必要な書類と準備が整いました!お疲れ様でした。
経験者としてのアドバイスは、時間に余裕を持って準備をすることです。
住む場所によって状況は異なるでしょう。
しかし、多くの方が書類の取得・準備には日数がかかると思います。
私の場合は地方在住のため、書類を取得するだけであちこちへ。
さらに、公証役場と法務局へ行くためにも、行ったり来たり。
お役所が関わることなので、バタバタしても思うようにいかないことがあるかもしれません。
結婚の手続きができるかどうか重要な書類になるため、どうか焦らず落ち着いて準備してください^^
また、今回ご紹介した情報は2014年のものになるため、ルールが変更になっている可能性もあります。
どうか、モルディブ人パートナーに必要な書類を再確認してもらってください。
私が分かる範囲であれば情報共有しますので、分からないことはお気軽にご連絡くださいませ。
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