こんにちは!
今回は、モルディブの義理の家族と同居していた時の驚きエピソードをご紹介します。
過去記事でチラッとお話しましたが、私が義理の家族と同居したときは(=結婚直後)、すでにモルディブ生活約3年目でした。
しかし、私が知っていたのはリゾートホテル島暮らしのみ。ローカル島にあるモルディブ人家庭の生活は初体験だったのです。
だから、まるで初めてモルディブに来た時のように、毎日驚きや新しいことの発見でした!
今回はその驚きの中から、あるモルディブらしい生活リズムをご紹介いたします。どんな生活リズムに驚いたかというと、シャワーを浴びるタイミングです。
日本だったら、シャワーの時間は朝や夜が多いのではないでしょうか?私は夜シャワー派です。でも、モルディブはその2択に当てはまりません。
さぁ、モルディブ人はいつシャワーを浴びるのか?!
お昼過ぎの謎の「シャワー浴びてね」
義実家での同居を始めた当初、とにかくモルディブの生活リズムを理解することが難しかったんです。
なぜ難しかったかというと、
- 義理の家族は、ほぼ英語が話せない
- 義実家で、英語を話せるのは姪っ子だけ(学校に行っていると家にはいない)
- 旦那さんは、仕事でリゾートホテルへ行ってしまった
要するに、私はディベヒ語が分からない、さらに通訳してくれる人があんまり家にいないという状況だったんです^^;(モルディブ生活史上、1番過酷な時期でした。)
だからこそ、お義母さんやお義姉さんは優しく教えてはくれるのですが、なんせ私はちょっとしかディベヒ語が分からない!泣 それでも、見ていて明らかに日本の生活リズムとはちょっと違うというのは感じました。
とにかく、郷に入れば郷に従え!ディベヒ語が全部理解できずとも、なんとかこの新しい生活リズムに合わせようと努めていました。
そして、毎日14〜15時くらいで家事がひと段落する時に、こう言われていたのです。
「シャワーを浴びてきなさい。」
(幸運にも「シャワーを浴びる」という単語は知っていた!^^)
私の心の中では、「なんでこのお昼過ぎにシャワーを浴びるのか??」という疑問だらけです。
でも、「なんでですか?」と聞く勇気もない私は、みんなシャワーを浴びに自室へ入っていくので、私もとりあえずシャワーを浴びていました。
義実家のタイムスケジュール
ここで、皆さまも義実家での生活(=モルディブの生活リズム)をご想像しやすいように、1日の流れをご紹介します!
かなり簡略化していますが、なんとなくイメージしていただけるかな?と思います。
- 6:00ごろお義姉さん起床
子供たちへ軽い朝食準備
- 6:30ごろ子供たち起床
紅茶とビスケットなど軽い朝食、登校準備
- 7:00前子供たち登校
- 7:00お義姉さん、料理スタート
主食のロシ作りなど
- 8:00お義母さんも、掃除スタート
- 10:00ごろ子供たち、中間休みで帰宅
ここで子供たちは、本朝食を食べる
- 11:00お義母さんとお義姉さんの朝食
2人もここで本朝食(起床後は、超軽い朝食)
- 14:00〜15:00ごろ家事がひと段落
お茶用のお菓子・夜ご飯の調理、また家の掃除終了
- 各自、自室へ戻る
このタイミングで「シャワーを浴びなさい」と言われる!
- 16:30ごろ各自部屋から出てくる
- 17:00みんなでお茶の時間
手作りのお菓子と激甘紅茶でお茶の時間
- 17:30のんびりタイム
お散歩行ったり、庭で遊びにきた友人とお喋り
- 20:00ごろみんなで夕食
- 22:00過ぎそれぞれ寝室へ
シャワーはお茶の時間への身支度
謎の「シャワーを浴びてね」っていうのは、家事がひと段落したタイミングだからってのもありますよね。
モルディブは常夏で、さらに高湿度。家の中は、全体にエアコンがあるわけではないので、家事をしているとめちゃくちゃ暑いのです。
でも、シャワーを浴びる理由は、それだけではなかったんです!なぜなら、それは「お茶の時間への身支度」だったからです。
最初は、もちろん全然そのことを理解していなくて、同居を始めて少し経ってから気づいたのです。どうやって気づいたのか、以下でご説明していきます。
とんでもないマナー違反をした?!
最初の数日、とりあえず訳が分からないけどシャワーを浴びていた私。あと、17時ごろにお茶の時間があることは、なんとか理解していたので、それまでには身支度を終えないといけません。
17時前に自室から出る時には、せっかくシャワーを浴びたし新しい洋服を着ますよね。ある日、私は膝丈のズボンへ着替えて、自室から出て行ったのです。
当時は、膝が隠れれば、半ズボンでも履いていいだろうと思っていたダメ嫁でございます。。
(今は、義実家では半ズボンは履きません。)
すると、お茶の準備をしていたお義姉さんが、かなり驚いた顔して私を見ています。何か話しているのですが、理解できない私^^;
とりあえず、お義姉さんの顔から予想すると、多分私の服装がよろしくないみたい??とにかく、何かやらかした!っては感じました。。
お茶の時間、身支度マナーとは
何かやらかしたけど、何をやらかしたか分からないダメ嫁な私を救ってくれたのは、通訳者の1人姪っ子です!
当時姪っ子は、高校生くらいだったので、まだ少し英語を話すのが恥ずかしいお年頃。でも、私が質問すれば、英語で教えてくれていました。
なので、お義姉さんが何を注意しているのか教えて欲しいと、頼みました。
姪っ子が言うには、
「夕方の時間帯は、半ズボンとか履いたらダメ。外出をできるような、ちょっとよそ行きの服を着ないといけない。」
ということらしいのです!
なので、そもそも半ズボンは家の中ですらあんまり良くないのに(当時はまだ分からなかったのですが)、よそ行きの服を着る時間に半ズボンなんてもってのほかだったのです。
確かに、そう言われてみると、お茶の時間(それ以降の時間)には、みんなよそ行きの服装をしていたんです。(ドレスとか豪華なよそ行き格好ではないですよ。)
この事情が分かって観察してみると、お茶の時間後に外出しないとき、お義姉さんは頭のスカーフだけは普段着用に変えたりしているのです。
イギリス人の友人にこの話をすると、彼女も子供の時は同じだったと話していました!(お茶の時間に、よそ行きの服を着ること。)
なので、もしかするとイギリス文化の影響?かもしれません。
モルディブ家庭の生活リズムを学ぶ!
これで、皆さまも、なぜお昼過ぎにシャワーを浴びるのかお分かりいただけたでしょうか?
なぜか、お茶の時間や夕方以降には身だしなみを整えていなければいけないんです。今でも理由は分かりませんが、それがモルディブ流の生活リズムですね!
全く知らない生活リズムだったので、あの時姪っ子に教えてもらわなければ、理解するまで相当時間がかかったと思います。姪っ子ありがとう〜!
ちなみに、私は結局夕方〜夜の時間でも汗をかくので、また寝る前にシャワーを浴びています^^;
コメント