こんにちは!
私の初めてのモルディブ生活シリーズの続きを書いていきます^^(勝手にシリーズ化!)
初回は「なぜモルディブで働いたのか」。読まれてない方は、ぜひ初回から読んでみてくださいね。
今回は、初めてのインターンシップ生活についてです!
初めての海外生活、初めての海外インターンシップ、初めての島生活。もう初めてだらけの生活に飛び込んだ、大学生の私。
あの10ヶ月間の生活で、自分の考えや価値観がごろっと変わってしまいました。まさに、ターニングポイント!
10ヶ月の生活をお話すると長くなってしまうので、今回は前編、モルディブに到着した頃について書いていきます。今から10年前のお話です。(10年前と数字を見ると、衝撃を受けますね。)
無事にモルディブには到着、でも勤務先へ行けない?!
今でも鮮明に覚えている、モルディブに初めて到着した時の思いは、
とんでもない国に来てしまったかも。。
最初の数日は、そんなことばかり考えていました^^;そんなとんでもない国に、今でも住んでいるんだから面白い!
なんでそう思ってしまったのか、まずはモルディブ到着時のお話から始めます。
真夜中の大揺れのフェリー
そういえば、初めてモルディブに来た時、同じく初めて1人で長距離の国際線に乗った時でもありました。相当不安な旅だったと思いますが、全く覚えていません。笑 到着後の衝撃が強くて、旅路の事はすっかり忘れています。
何が衝撃的だったかというと、真夜中に乗った空港フェリー!
アジアからモルディブへ到着する便は、夜便が多いです。私ももれなく夜22時くらいに到着したので、相当疲れていた覚えはあります。
インターンシップ仲介会社担当者さんから、「到着ターミナルの外にリゾートホテル会社の人が迎えに来るから。」と言われていました。なので、とにかくその人を見つけないと!
疲れと不安な気持ちで到着ターミナルを出るとたくさんのお迎えの人がいましたが、何とか本社の人を発見!
どこの国の人だったか全く覚えていませんが、聞き慣れないアクセントの強い英語で、あんまり会話にならなかったような。さらに、疲れて頭もあんまり働かない。。とりあえず、最初の宿泊施設へ案内してくれるようです。
さて、マーレ国際空港から首都マーレ島へフェリーで移動です!(このフェリー移動については、事前調査で心得ておりました。)
真っ暗の中、乗ったこともないようなフェリーに乗り込み、動き出す前から少し揺れているし船酔いしないか不安になってきました。いざ出航すると、、、
めちゃくちゃ揺れるやんか〜!!!
はい、相当ビビりました。。今思えば、たまたま海が荒れていた夜だったようですが、とにかく初めてだったので、夜中の揺れるフェリーは衝撃的すぎて。
夜の海で周りが見えないことでも恐怖心が煽られ、とにかく早く到着してくれ〜とだけを願う船旅になりました。
無事にマーレ島に到着しましたが、この時点で「とんでもない国に来てしまった」と思い始める私です。
理由がわからないけど、マーレ島で足どめ
恐怖のフェリー移動を終え、会社が手配してくれたゲストハウスへ到着。
何だか、無駄に広い部屋に案内され、なぜかベッドも数台あるし。さらには、ベッドシーツには砂があるし!そして、個室内にシャワーはなく、共有シャワーを恐々使い、水しかでないシャワーにびっくりして。。
あの初日の夜が、モルディブ生活でいっちばん不安な夜でしたね。でも、疲れ果てて眠れたと思います。
そして、勝手に翌日には勤務するリゾートホテル島へ行けるつもりでいたのです。
しかし、結局3、4日間はマーレ島におりました!笑 なぜかというと、水上飛行機の席が取れなかったから。
でも、当時は本社の人にそう言われても、何で席が取れないのか全く意味が分からない!あの時は、私はリゾートホテルへは行けないのかもって思い始めていました。
「とんでもない国に来てしまった〜」と思い続ける日々。
リゾートホテルスタッフは、(ほとんどの場合)水上飛行機にはディスカウント席で乗ります。そのディスカウント席は、いわゆるスタンドバイなので、当日、それこそ出発の直前でも容赦無くキャンセルされます。
そういう理由で、私の席も連日キャンセルされていたようです。
SIMカードってなに?
もう1つ、このモルディブ到着後の数日間で印象強かった出来事が「SIMカードと携帯をもらった」ことです。
本社の人事部長とお会いした時に、「あなた自分のSIMカードもっているの?」と聞かれました。
え?シムカード??
(何のカードのことを聞かれてるんだ!?)
当時は、スマホもないし、格安スマホもないし、シムカードという言葉すら知りませんでした。何を聞かれているのか分からず、戸惑うばかりの私。
きっと、人事部長は「こいつ英語が伝わってないな。」と思っていたことでしょう。
すると、使い古しのノキアの小さな携帯をくれました。何のことか訳が分かっていないおとぼけな私はとりあえず携帯をいただいたものの、シムカードは何か考えるばかり。笑
後日、SIMカードが何のことか理解して、人事部長がノキアの携帯をくれたのも理解したました。
当時、日本の携帯は全てSIMカードがロックされていたそうです。なので、もしSIMカードが何か分かっていても、モルディブのSIMカードは使えなかったのです。
訳も分からず携帯ごと頂いていて、本当に助かりました!
やっとこさ、リゾートホテル島に到着
マーレ島にいる間、本社の人事部に勤めるネパール人女性がお世話しに来てくれていました。今思えば、相当優しい女性だったなと思います!当時は不安ばかりでちゃんとお礼も言えなかった。。
ゲストハウスからは朝食しか提供されなかったので、お昼ご飯や夜ご飯、少し観光スポットへも案内してくれました。(その観光スポットで彼女が撮ってくれた写真には、かなり不安そうな顔をした私が写っていました。笑)
そうこうして数日過ごしていると、彼女から「明日、リゾートホテルに行けるよ!」と。もう行けないと思っていた、勤務先へ行けることになりました!嬉しいと共にさらなる不安もありましたね。
初!水上飛行機と中継地での戸惑い
モルディブといえば!の乗り物の水上飛行機ですが、多分緊張と不安が大きすぎて、これも記憶がありません^^;きっと窓からの景色に感動したはずなんですが、これっぽちも覚えておりません。
ただ、水上飛行機で到着した船着場から綺麗なサンセットが見えた記憶だけがあります。その時が、やっと「綺麗な場所に来たな〜」と感じた瞬間です。
しかし、その感動とは裏腹に「ここはあなたの目的地じゃないよ」と言われびっくり!どうやら、勤務先の島ににたどり着く前の中継地だったようです。当時は、そんなこともよく分からず、また戸惑う私でした。
モルディブの水上飛行機は、全ての航路が目的地のリゾートホテル島まで直行便ではありません。マーレから途中のリゾートホテル島を経由して、最終目的地へ向かうことがよくあります。
どうやら注目の的に
どうにかこうにか、勤務するリゾートホテルに到着です。小さな島から延びる桟橋を歩いて、本当にプライベートアイランドだ!と驚きと感動。
人事部のスタッフに自室まで案内してもらうなか、すれ違うスタッフ達にガン見をされているような。。
どうやら気のせいではなく、みんなに注目されているではないですか!シャイな性格なので、そんなにみんなに注目されると恥ずかしいし、心地よくありませんでした。
後のモルディブ生活でもずっと慣れなかったことは、これでした。気にしなければいいのに、それができなかったんですよね。
それから、数ヶ月経って分かったのですが、リゾートホテルでは新しいスタッフが来ること自体が事前に噂になるということ。なので、私が到着する前から、「今日は新しい日本人が到着する」ということが知れ渡っていたという。リゾートホテルあるあるな状況だったのです。
加えて、モルディブ人は見慣れない人を凝視することが普通なようです。実際に、今でも義実家島へ行くと、私のことを知らない人はじーっと見てきます^^;
素敵すぎる部屋
そんな恥ずかしい思いをしながら、これから10ヶ月間住むことになる部屋へ到着。
なんと、お客様と同じ部屋だ!
そう、勤務先で提供された部屋は、お客様用のヴィラと全く同じお部屋だったのです!ウッディなヴィラで、ビーチが目の前にありテラス付き。しかも、バスルームは半屋外ではありませんか^^
マーレ島で滞在したゲストハウスとは雲泥の差で、ここなら住みやすいだろうなと安心しました。
※そのお部屋の写真が見つからないので、見つけたら掲載します!
親友となるルームメイトとの出会い
お部屋に感動しつつ、これからどんな生活になるのかな〜と考えているところに、外出していたルームメイトが帰ってきました。
思わず魅入ってしまう、淡い水色の目をしたスレンダーな美人さん。オーストリア人の彼女は笑顔がとてもフレンドリーで、思わず仲良くなれるだろうなと感じました^^
初対面でも気楽に話してくれ、彼女は同じ職種で働いていること、同じく最近島に来たこと、島の生活のことなど、色んなことを教えてくれました。このように頼れるルームメイトがいれば、これからの島生活も不安ではないかなと思えるように。
幸運にも、彼女は最高のルームメイトで、ルームメイトだけではなく親友と言える仲になりました。このインターンシップ生活は、モルディブ人にも支えられましたが、彼女の存在もとーっても大きかったです。
今でも連絡を取り合っていて、昨年は現在オーストリアに住んでいる彼女とモルディブでの再会も実現しました。
不安だらけのスタート
前編はここまで。
初めてモルディブに来た時のことを思い出していると、とにかく不安でいっぱいだったなと記憶が戻ってきました。今は、もう同じような不安に立ち向かう勇気がないような気がします。若さでしょうか。笑
日本でインターンシップが決まった時はウキウキする気持ちが大きかったですが、実際現地に着いてみると不安と心配に負けそうなほどでしたね。。
不安ばかりの生活がスタートしましたが、これから働かなければいけません!さぁ、どんなインターンシップ生活を過ごしたのでしょうか。後編をお楽しみに。
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