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これを読めば心配無し!モルディブのチップマナー

この記事は約10分で読めます。

こんにちは!

今回は、モルディブ旅行前には必ず読んでいただきたい情報をお伝えします。

海外旅行へ行くとなると、楽しみと同時に不安なことって色々ありますよね。中でも、「チップ」ってかなり悩ましいことではないでしょうか?

そもそも、日本には無い習慣。さらに、国ごとにチップ文化やマナーが違って、一概に「海外のチップマナー」と検索しても当てにならない。。その国ごとの情報を収集しないといけませんね。

でも、モルディブ旅行へ行かれる方はご心配なく!この記事を見つけてくださったあなたは、記事を読み終わった時には「モルディブのチップマナーは大丈夫だな」って思えるはずです^^

現役モルディブのリゾートホテルスタッフの私が、モルディブのチップマナーについて大解説いたします!

自信を持ってチップについて解説いたしますが、全て私の経験に基づいた情報を記載いたします。なので、もしかすると、他モルディブ通の方の情報と異なることもあると思います。その場合は、いち参考情報としてご覧くださいませ。

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モルディブにチップマナーは無い?!

ラグーンに浮かぶ
チップのことはご心配なく〜

よくこのような質問を受けます。

モハさん
モハさん

モルディブではいくらチップをあげたらいいの?

いつチップをあげたらいいの?

まず、声を大きくして言わせていただきます。

Hitomi
Hitomi

モルディブには、チップマナーと言うようなマナーはございません!そんなに気にする必要はないです。

信じてもらえないかもしれませんね^^;でも、私は約10年モルディブのリゾートホテルで働いています。要するに、私はモルディブではチップを頂く側なのです。

頂く側の私が申し上げられるのは、モルディブではチップについて「マナー」と気にするほどのことでは無いということです。そのように思う理由を2点ご説明いたします。

理由1:チップを渡さなくても失礼では無い

モルディブにチップマナーが無いと思う理由の1つは、ぶっちゃけて言いますと、モルディブではチップを渡さなくても失礼にはならないからです。

国によっては、チップを渡さないとサービスを提供する人へ失礼になる文化もあるでしょう。しかし、モルディブのリゾートスタッフとして言えることは、モルディブでは失礼な行為にはなりません。

実際に、チップを渡さないお客様も多くお見かけします。

ただし、やはりチップを渡すお客様が多いのは事実。なので、後ほど多くのお客様が渡すチップの相場やタイミングはご紹介します。

理由2:10%のサービスチャージの存在

続いて理由2つ目は、サービスチャージの存在があるからです。

まず、サービスチャージのご説明の前に、モルディブのリゾートホテル内サービス(もしくは、観光業のほとんど)の料金計算をご紹介します。

サービス単価に、10%サービスチャージと12%政府税(サービス&グッズ税)が加算されます。

これだけでは、いまいち料金の計算が想像しにくいと思うので、こちらの一例をご覧ください。

一例)5米ドルのコーラを1本注文。

サービスチャージ(10%)計算:5×10%=0.5
モルディブの税金(12%)計算:(5+0.5)x12%=0.66
実際支払うコーラの金額:5+0.5+0.66=6.16

5米ドルのコーラを注文すると、実際に支払う金額は6.16米ドルになります。計算方法がなんとなくご想像いただけたでしょうか?

(リゾートホテル内での表記が税抜きやサービスチャージ抜き、もしくは税・サービスチャージ込みと異なるのでご注意ください。)

ここで、注目したいのは「サービスチャージ」についてです。これは、税金のように政府が徴収するのではなく、リゾートホテルが徴収するものです。

そして、リゾートホテルスタッフは、このサービスチャージを後々いただけるのです。重要なのは、チップを頂かなくともサービスチャージは全スタッフの手元へ渡るということです。

Hitomi
Hitomi

毎月のサービスチャージは、全スタッフに平等振り分けれます。
そして、通常翌月に全スタッフへ支払われます。(お給料とは別です。)

たまに、サービスチャージを加算しない宿泊施設もあります。

質が良くも悪くも、サービスチャージは加算

サービスチャージは様々な国でも導入されているので、ご存知の方も多いかと思います。しかし、念のために少し説明させてください。

上記したように、モルディブ観光業のほとんどのサービス単価に10%のサービスチャージが加算されます。ということは、サービスの質が良かろうが、悪かろうが加算されるのです

モルディブのリゾートホテルも多くのスタッフは、一生懸命お客様へ良いサービスを提供します。しかし、たまにお客様の希望に添わないサービスをしてしまうスタッフもいるでしょう。

そんな時は、チップどころかサービスチャージですら惜しい!と思ってしまうこともあるかもしれません。(実際、私がゲストの時は思ってしまう時があります笑)

このサービスチャージが必ずいただけるという仕組みがあるので、チップについてはそんなに気にしなくて良いと思うのです。

モルディブの一般的なチップ事情

フレンドリーなモルディブ人
フレンドリなーインストラクター達

ここまでで、モルディブではチップについてそんなに気にしなくても良いのか〜、とお分かりいただけたでしょうか?

モハさん
モハさん

でも、そんなこと言われても、やっぱり全く渡さないのは気になるよ!

というように思われる方が、多いかと思います。実際、私も色々気にしてしまう性格なので同様です^^;

そんな方のために、ちゃんとモルディブでのチップの事情もご紹介してまいります!ぜひ、以下の情報をご参考にしてみてください。(でも、本当にそんなに気にしなくて大丈ですからね!)

チップの相場

「チップ」と言えば、特に気になるのが「いくらぐらい渡すのか」ではないでしょうか。

ということで、私がモルディブのリゾートホテル勤務の経験に基づいた、チップの相場をご紹介していきます。

こちらでご紹介するのは、あくまでチップの相場です!そして、個人的な経験に基づいたものです。なので、これはルールではないことをご理解ください。

この相場より少なくても多くても、全く問題はありません!

滞在日数が〜4泊(表記は米ドル。)
  • ポーター(スーツケースを部屋まで運んでくれるスタッフ)ー $1〜5
  • ウェイター(滞在中担当であれば)ー $10〜20
  • ルームアテンダント(部屋の清掃担当)ー $10〜20
  • バトラー ー $15〜
  • 嬉しいサービスを提供したスタッフ ー $5〜

担当スタッフがいる場合は、滞在日数が増えるごとにチップの金額も増える傾向にあります。

また、上のリストの最後にあるように、部署関係なく「期待以上のサービス」を提供してくれたスタッフには、チップを渡すと良いでしょう。

なぜなら、サービス提供者としては、「チップをいただける=期待以上のサービスを提供できた」と実感することができるからです。

期待上のサービスをしてくれたスタッフにチップを渡したいけど、現金を持っていなかった時の対処法。

その場でスタッフの名前をメモしておくと良いですよ!後日チップを渡したい時に探しやすくなります。

チップの通貨

モルディブで使用される通貨は、米ドルとモルディヴィアンルフィヤの2つです。しかし、リゾートホテルでは主に米ドルのみが使用されています。

なので、チップも米ドルの現金をご用意すると良いでしょう。さらに、1〜10ドル札という小さめのお札をご準備するのがお勧めです。

日本円だとモルディブでの両替が難しいので、米ドルの方がお勧めです。また、モルディヴィアンルフィヤはリゾートホテルが受付ない可能性もあります。なので、モルディヴィアンルフィヤはローカル島滞在ではない限り、ご準備する必要はございません。

チップを渡すタイミング

チップの「いくらぐらい?」と同じように、「いつ渡せばいいの?」というのも気になりますよね。

これも、私の経験に基づいた情報になりますが、チップを渡すタイミングにお困りの方は参考にしていみてください。

チップを渡すタイミング
  • 担当スタッフ ー 滞在最終日やチェックアウト前
  • ポーター ー サービスを受けたタイミングで
  • 嬉しいサービスを提供したスタッフ ー その場で、もしくは事後でもOK
Hitomi
Hitomi

お部屋掃除のルームアテンダントやウェイターに「毎日渡さなくて良いのか?」と気になる方へ。

毎日渡さないといけない、ということは全くありません。多くのお客様は、まとめて最終日に渡されます。繰り返しになりますが、ルールはございません。毎日渡してもOK!最後にまとめてでもOKですよ。

リゾートホテル滞在中は、現金を持ち歩く必要がございません。(ほとんどのサービスが部屋づけになるため。)なので、意外と「その場で」チップを渡すことが難しいです。

だからこそ、「いつ渡せばいいのか?」は気にしなくても大丈夫です。本当に。リゾートスタッフだからこそ、お客様が現金を持ち歩いていないことは重々承知しております。

モルディブでは、「チップを渡すタイミングを逃した!」なんてことありません。いつだって、お客様にチップをいただければ誰もが喜んでくれます。

チップの渡し方

ハイダウェイビーチリゾートのファミリーヴィラ、ベッドルーム
素敵なベッドメイキングをしてくれたら、チップをベッドやテーブルの上に置いておくのもOK

チップの文化があるお国の方は、スマートにチップを渡されますよね。海外映画でのワンシーンや、同じく海外勤務をされている方は見たことがあるのではないでしょうか?

私もモルディブで働き始めてから、「こんなチップの渡し方をするんだ!」と、渡された時に驚いたことが多々ありました。

しかし、もう皆さまはお分かりだと思います。モルディブには「渡し方」にもルールはございません!皆さまが渡しやすい方法で良いのです。

でも、念のためにどんな渡し方があるのかご紹介いたしますね!実際に、私が渡された方法をご紹介します。ぜひ、チップの渡し方の参考にしてみてください。

チップの渡し方、参考例
  • 現金をそのまま渡す。(これが1番多いです。)
  • 現金を小さく畳んで渡す。(握手するように「どうぞ」と、相手の手に渡す。)
  • 封筒やポチ袋に入れる。
Hitomi
Hitomi

お部屋を掃除してくれるルームアテンダントに会えなかった時は、、
チェックアウト時にテーブルの上に「Thank you!」と書いたメモと一緒に置いていくのも大丈夫です。

サイン時にチップを追加できることも

リゾートホテルによっては、飲食後などレシートにサインをする時に、そのレシートにチップを加算できるところもあります。

その場合は、お好きな金額をチップとして加算することができるのです。そして、お支払い料金は、チップ込みのお値段となります。

このシステムを導入しているリゾートであれば、いつチップを渡すかなど気にしなくても良いですね。

レシートにチップを加算する場合の注意点があります。

それはリゾートホテルによって、そのチップが誰に届くのかが異なることです。サービス担当したスタッフへ直接届くのか、もしくはその部署全体に届くのか。

もし、サービスを提供してくれたスタッフ個人へチップを渡したい場合は、現金のチップを個人的に渡すのが確実でしょう。

部署やチームごとに渡すのもOK

本業ウォータースポーツにて多いのが、「これはチームみんなへのチップだから」と言って、少し多めのチップをいただくことです。

もし、皆さまが滞在中によく利用した施設があり、そのチーム全員が良いサービスをしてくれたな^^と感じた場合は、チーム全体へのチップを渡すのも良いでしょう。

チップはお気持ち次第

長くなってしまいましたが、モルディブのチップについてお分かりいただけたでしょうか?

Hitomi
Hitomi

モルディブ旅行でのチップは、そんなに心配しなくても良いです!

「これは良いサービスだったな〜」と感じたら、ぜひ渡してください。全ては、皆さまのお気持ち次第です。

繰り返し言っていますが、モルディブにはチップのルールというものはございません。だから、「こうしなければ!」ということは何もないのです。

それでも、いつ・誰にチップを渡せば良いのか気になる方へのアドバイスは、「満足した・期待以上のサービスを受けたらチップを渡す。」でございます。そして、上記したチップ事情を参考にしてみてください。

せっかくのモルディブ旅行!チップのことに悩むこと無く、リラックスしてお過ごしくださいね。

モルディブから愛を込めて、

Hitomi

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Hitomi

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コメント

  1. 青沼恵美子 より:

    hitomiさんこんばんは!
    いつもブログもインスタも楽しませていただいてます^_^
    (インスタではemmyと名乗ってます笑)
    チップは本当に難しいですね。でも、モルディブではスタッフの皆さん、特に色々な国からお仕事にいらしてる方々のホスピタリティに毎回感動して、ついついチップははずみがちです。3月の渡航ギリギリの旅行の時もバトラーさんに良くしていただき、本当に楽しめたのでチップも自然とアップ⤴️
    またお話しが楽しみです。

    • HitomiHitomi より:

      青沼さん、こんにちは!
      インスタもいつもご覧いただきありがとうございます^^

      モルディブはお客様も多国籍なので、チップの渡され方に統一感は全然ありません。(近年特にそう感じます!)
      なので、日本人のお客様はご心配する必要はないのですよ!とお伝えしたかったのです。青沼さんのおっしゃる通り、ホスピタリティに感動すれば渡す。それだけでいいのですよね^^

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